[韓国教育財団から、過去問使用についての警告に因り、問題文・選択肢の日訳が掲げられています。
原文を過去問と照らし合わせながらご覧ください]
안녕하세요❓😄
このコーナーでは、すでに公開している、主催者公開分の第60回 TOPIK(韓国語能力試験)Ⅱ・読解問題解説を
新解釈により加筆して再検討します
おことわりで、ここでは普段より相当簡潔に述べられていることをご了解ください

通常の解説はこんなものじゃないです


問題文・選択肢の日訳もまともにありませんしね😁
この記事では無料で解説を公開している、つまり「タダ」だからです🆓
前回の続きです📄
では[32~34]の内容一致問題で、リスニング解説も含めて、今に至った段階では、問題文を読み始める前に、
内容一致の各選択肢の冒頭名詞だけチェックして、文脈と文構造も駆使して問題文内容を頭に残す準備をする
ことをやっておきます。
32.では、冒頭第1文で問題文のテーマが分かりやすく掲げられるので、
(カゲロウは、一日しか生きられないほど寿命が短いことから付いた名前だ)
もちろん、하루살이 を知らなくても、解答に何ら影響はありません🙅🏻♂️
これが何かについては、後続を読んでいけば分かるし、何よりも、
'固有名詞っぽいのがあれば、それが問題文のテーマ'
と思うことの方がず~っと大事です🙆🏻♂️
正答根拠個所は、全文をきちんと読ませるために、最終第4文に設けられています。
(このような[=カゲロウが成虫になると口が退化する]わけで、成虫は幼虫の時体内に貯蔵した栄養分を消耗していくだけで、別途エサを食べられない)
③(カゲロウの成虫は幼虫の時に貯蔵した栄養分で生きる)
소모[消耗]하다 とは結局 살다 である、という語句言い換えが求められています。
出題者はここを特に読ませたくて、正答根拠が置かれていることにも見逃せません🤦🏻♀️🤦🏻
ここではもしかすると、カゲロウ(あくまでこれを知らなくても解答に影響無しです)が持つ生態について、
'成虫になるとエサを食べなくなるってどういうこと⁉️'
という思いが頭をよぎって、問題文理解をジャマする恐れがあります。
あくまで、
◎書いてあること/聞こえてくることに従って解答する
◎受験者各々の考えや思いは無関係
という、試験問題解答の原則に従いましょう。
次の33.は、第1文,第2文が特徴的です。
(涙は約98%が水で出来ている。残りの成分は涙を流す状況によって異なる)
2ヶ所の を経て、このように出てきたら、この後はどう読めばいいでしょうか❓
その読み方は、この2文が分かりやすく教えてくれています🙆🏻♂️
問題文中の語句や問題文内容・話題ばかり気になりすぎて読解(聴解)を 'ノープラン' でやる
はやめてください🙅🏻♂️
そして、第2文で提示された文脈そして文構造通りに、問題文が後続しています。
ただでさえ、続く第3文が 먼저 ではじまってますしね😉
以下、ここからの具体的なことについて、無料解説のここでは言葉を濁してしまいますが、第2文を経て、
「物理的刺激」と「悲しい時」の『二項対立』
が提示されていると読み取れると、問題文内容を頭に残す作業がバッチリできますね✌🏻😏
正答根拠は、それらのうちの「悲しい時」に設けられています。
(悲しい時に流す涙には、抗菌物質だけでなくストレスに因って体内に溜った物質も入っている)
③(悲しい時に流す涙の中には身体に悪い物質が含まれている)
と の語句言い換えは反応できたでしょうか。
〔具体 → 抽象〕の論理も動いています。
『二項対立』の2つ目で正誤を訊いてますが、通常はこうなんです。
ちなみにこの話は有名で、泣くとスッキリする理由がこれですよね

続く34.でも、冒頭第1文で注目すべき語があります。
(19世紀中盤までは太陽の位置を基準に時間を決めていたので、地域ごとに時間が異なっていた)
これが絶対ではないものの、ただ、この文には問題文のテーマが無さそうだということだけは分かります。
実際には次の第2文でそれが出てきますね。
正答根拠は32.に続いて最終第5文で、
(これ[=乗客の地域の時間と列車の時間が違い不便を被る]を解決しようと、カナダのある鉄道の運転手が、地球の経度を基準にした標準時を提案し、これが現在の標準時になった)
①(標準時導入の必要性は鉄道の分野から提起された)
ご覧の通り、一文中に散らばった正答根拠を①のようにまとめていて、仮にこの時点で時間が押している場合🕰️このようにさっと押さえきれなくて、時間を浪費する恐れがありますね😨😱
この34.は結局、テーマの具体説明に属する第3,第4文をきちんと読み取ることがポイントです☝🏻
テーマについてどういう問題が生じたのか、ということですね。
正答根拠の第5文は、ご覧の通りで、それらを踏まえてこう解決した、という時系列が示されているからです。
次の[35~38]の主題問題では、先の内容一致と違い、先に問題文を読み
正答根拠を自分で探し出し
それと合う選択肢を選ぶという解法を執ります
選択肢を先に見ては絶対いけませんよ
正答根拠を自分で探し出し
それと合う選択肢を選ぶという解法を執ります
選択肢を先に見ては絶対いけませんよ

とはいえ、その探し出し方は方々で採り上げられているし

今やそんなに珍しいものではなくなりました
35.は、テーマ 초소형 카메라[超小型 camera]が提示された第1文に続き、次の第2文から正答が分かり、長い第3文は読まなくても構いません🙆🏻♂️
(しかし本来の目的から外れて、他人の身体を盗撮する用途に悪用される事例が増えている)
③(マイクロカメラが悪用されるのを防ぐための対策が整えられられなければならない)
ここは無料解説なので、正答③の文とその根拠箇所がただ並べられているだけですが、第2文を読み終わったらすぐ選択肢を検討し、ここなら③を選ぶにはどうすればいいかを知り、それを反復練習して🔁本試験できちんと再現できるようにしておきましょう🙆🏻♂️
問題文を全部読まなくても解けるのならそうすべきです🙋🏻♂️
36.もふたを開ければ、35.と同じように解けます。
まず、第1文を読んで '疑う' んです😒
(情報の量が爆発的に増加するに伴い、核心だけをつまんだ要約型の情報を求める人が増えている)
問題文テーマが分かりますが、これについて筆者は 'どっちに振るか' を '疑う' んです😒
第2文は 기 때문이다 で文が結ばれていて、倒置構文ということは事実上、前文の第1文と一文扱いなので、そうなのねと読みつつ、第3文から、先の 'どっちに振るか' を '疑う' その結果が出てきます。
그러나 を見た時点で選択肢を検討しましょう❗
②(要約型の情報は我々の思考力低下をもたらす可能性がある)
그러나 を見て、つまり後に続く長~い第3文を読まなくても、これを選べる理由は、ご自身でお考えください。
きわめて論理的に作問されているTOPIK
ならではの解答で、別の記事でも書いた通り、新解釈の今はもう、このような解答は「テクニック」でなく、
普通に読んで(聞いて)解いた結果
です🙋🏻♂️
続く37.は冒頭第1文だけで解きます。
(有名なドラマが小説本として出版されることが増えた)
④(映像物が持つ影響力が大きくなると、純粋文学が危機を迎えるかもしれない)
最後の38.は第1文が長く、その長さに惑わされないことに注意しましょう🙋🏻♂️
(分子料理は、科学を応用して既存の食材が持つ物理的な制約を排除し、新しい形態と食感の料理を作る料理法である)
いろいろぐちゃぐちゃ書いてあっても😒要は 분자 요리[分子 料理]というのがあるそうで、それを説明してるんだなと、さらっと読んでしまえばいいんです。
ここで、분자 요리 って何⁉️とか、この文に知らない単語が結構あってよく分かんない🤷🏻♀️🤷🏻など、'要らぬこと' を思わないのが重要です。
なぜそうなのかも、きちんと押さえておきましょう。第2文もざっと読み(文末を見ればそうと判断できます)正答根拠が第3文ですね。
(分子料理は食材固有の味と香りは維持したまま、今までに出合えなかった料理を誕生させれるという点で、新たな料理文化を引き出すと期待している)
④(新たな料理文化を引き出す料理法として分子料理が注目されている)
これは平易です。
今回は、第1文だけで解ける問題が多いので、そうではなく、問題文を最後まで読んで解答されたなら、たとえ正解できても、それは、
"点獲れましたね。ごくろうさん"
で終わり、ただTOPIKに受かっただけで終わっています🤷🏻♂️
TOPIK ジ・エッセンシャルズ(The Essentials)
{通信添削}
<データ版(添付ファイルでやり取りします)/郵送版>
全5回:25,000円(税込)
各回1回受講:5,000円(税込)
<第5回を除く>
<第5回を除く>
第1回 リスニング問題
第2回 作文問題 ―主観式穴埋め問題・300字作文問題―
第3回 作文問題 ―700字作文問題―
第4回 読解問題
第5回 再解答編
全7回:35,000円(税込)
各回1回のみの受講:5,000円(税込)
各回1回のみの受講:5,000円(税込)
<第7回を除く>
第1回 文法問題
『TOPIK文法 -必ず出る表現を知って瞬間解答!-』
〔これで出題される表現が全て分かります〕
第2回 読解問題
『TOPIKⅡキーワード読解』
〔全103問・解説{プレ講義+解説}は 総184ページ(B5サイズ相当)〕
第3回 リスニング問題
『TOPIKリスニング -耳の語彙力と言葉の仕組みを身に付けながら聞き取る-』
第4回 主観式穴埋め問題
『主観式穴埋め問題 -TOPIKⅡ入門からテクニックで解答-』
第5回 300字作文問題
『300字作文問題は ‘文法問題’ として解く』
第6回 700字作文問題
『TOPIK700字作文 -知の現場へ-』
第7回 再解答編
『再解答編 -完璧にできるようになるまで繰り返し解く-』
TOPIK作文スーパーベーシック
{通信添削}
<TOPIK1級,2級/実用が少ない方向け>全6回:30,000円(税込)
{通信添削}
全回受講<ゼロからの方向け>全6回:24,000円(税込)
一部受講<本試験受験ご経験ありの方向け>:全3回:12,000円(税込)
{通信添削}
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