それでは、第4問の接続表現問題です。
1)は助詞問題で、今回は正答が常連さんなので、過去問研究が十分できた方は解けたでしょう。
( 19 )直前の名詞 말 に付くのが恒例です。
続く2)の正答①の理由がお分かりですか。
( 20 )後文が反語文だからです。
理想の解答順序は以下の通りです。
( 20 )の前文短いので後文を見る
↓
末尾に?があるので反語文と疑う
↓
①を選ぶ
他の選択肢は、④に注意したくはあるものの、それほど仔細に検討しなくてもいいです。
いわゆる 'ハン検的視点' が出来ていると、問題文と各接続表現の該当日訳とは無関係に、正確な解答ができます。
というより、接続表現とはもともと、それを表すためにあるわけですから、その観点から解けばいいわけです。
それにしても、2)の問題文が当校の2級講座・オリジナル問題とすごく似てるんですよねぇ…
そして3)の各接続表現がよく分からない場合、消去法を執りましょう。
1)①を消す{問題文が現在時制だから}
2)④を消す{네 말 と [回想]の補助語幹 더 が合わない}
3)②と③の2択 → 正解率50%にする
この先はやはりそれぞれについての知識が問われはしますが、よく分からなくても、上のような極冠的根拠から 正解率50%にする ことができるのが重要と、講師は考えています。
4)も同じように、( 22 )の後文が未来時制なので( ㄹ 걸 により)、(으)면 がある③が正解とします。
ここの解説で、あるいは以前執筆させていただいてた、盛岡ハングル学館さんの解答速報解説でも終始書いていた通り、接続表現問題では該当日訳を参考程度にして、
(一部日本語にも通じる)文法・文脈で解く
この方が、いつも同じコンディションで正解できるし、他の会話文,長文,そしてリスニングにも役立てれます👌🏻
語彙全体に言えることで、語彙を捉える時にどのようにまとめるかがポイントです。
この後に出てくる多義語問題も同様で、多種の意味(訳)を暗記するには、そろそろ限界が出てきますね。
1)は比較的分かりやすいのではないでしょうか。
平易で、正答④は以下の例で使います。
聞くところによると、過去問集では、全て反語表現で、その中で不適切なものを選ぶといった趣旨の解説 'とやら' が書いてあるそうですが、③は反語表現ではありません。
ここで、『反語表現』をきちんと定義しておきましょうか。
◎표현할 내용이 실제의 의미와는 반대로 표현되는 방식이다. 비아냥(sarcasm)과 비슷한 뜻으로, 반대말은 직설법. 모순어법처럼 불합리한 표현이며, 가장 흔하게는 특수의문문을 활용한다.
가장 흔하게는 とあるので、絶対ではないものの、ほぼこの形を執るんです。
日本での説明でも、
文末を疑問の形で結び、相手にその反対の意を強く伝える語法 。
とありますしね。
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