ハングル能力検定協会より、問題文を載せるなとクレームがきたので、その部分を削除しました。
[準2級・聞き取り試験の解説・講評]
―前回との比較―
<難易度>前回並み。
<問題量>前回並み。
<問題内容>一部で問題文語数減。
여러분,안녕하십니까?
準2級を受検して、今度のような感想をお持ちでしょうか。
ハン検は級を問わず、TOPIKと違い、
『韓国語の語彙力を測る試験』
で、これは協会側の「トウミ」販売促進も関わっていそうですが、そんな、ここ数年のハン検で見られる出題傾向に合わせて、準2級で訊かれる知識とその量を確認していきましょう。
それは、韓国語を使用する「能力」と別物であったりもしますが、一方で、韓国語実用力を養うためには、語句を増やしていくことが欠かせませんね。
どんどん覚えていきましょう。
第1問は、4級,3級でも出題されている説明語句問題です。
第50回から出題されているこれ一つをとっても、ハン検が、
『韓国語の語彙力を測る試験』
に舵を切ってきたのが窺えます。
問題文・各選択肢共に、耳の語彙力を訊いています。
メモする程の文ではなく、過去問の台本を見れば、文型がほぼ決まっています。
今回の問題文もそれに合わせて作られていて、3級とのレベル差を付けている要素の一つにあたりますが、その文型パターンに合わせて、トウミにある語を説明する文を書いてみるのもいいですね。
今回は名詞・形容詞・慣用句・成語が出題されましたね。
1)で、問題文で 훔치다 の聞き取りを訊かれています。
選択肢はある意味‘聞いたまま’ですよね。
続く2)では、連音化に耳がきちんと反応しているかを確認しましょう。
選択肢①부지런하다 と ④집요하다 が特にそうで、③급하다 もその一つであるものの、激音で連音化している分、まだ分かりやすいです。
問題文では、게으름을 피우다 の知識も訊いてきていますが、どれも日常語です。
そして後半2問の慣用句・ことわざ問題は、実際のところ、解答が当てずっぽうだったという方が結構おられるかもしれません。
単語ならいざ知らず、慣用句の意味を韓国語で説明するのは、レベルが数段上がります。
大切なのは、主語名詞あるいは冒頭の用言と末尾用言をなんとしても聞き取ることです。
中間の修飾句や目的語,二重主語などは具体的で、リスニングではそれらが具体的であるほど、聴解が難しくなるのは常だからです。
今回なら、以下の語句だけでも最低キャッチできると、正答句と部分で対照できます。
3)본래 가격,파는 행위
4)이제까지,놀랍다
2回も聞かせてくれる中でなら、この程度しか聞き取れなくても、問題文と各選択肢を十分吟味する時間があるので、十分正解できます。
次の第2問は内容一致問題です。
各選択肢から、他級にも共通する、
남자는 ~~ → 男性の発話を注意して聞き、選択肢を取捨する
여자는 ~~ → 女性の発話を注意して聞き、選択肢を取捨する
(それぞれで、選択肢内容を言ったか言わなかったか)
を、問題文が流れる前に見定めて、ピンポイントに聞けるよう準備しておくんですね。
この時点で想定できることとしては、準2級なので、上のことを確認したとはいえ、例えば相手のことを代弁する、つまり女性,男性が、自身のことを言わない可能性が高いことです。
TOPIKの 듣기 でよくあることで、そのように疑ってかかっておいて放送を待ちましょう。
1)で、①③④にある 환자 が女性男性のどちらかを特定する必要があるなと、耳の準備をされたと思います。
で、聞いてみると、どちらも 환자 でないんですね。
台本を見ればすぐ分かりますが、これを聞いて分かったかを振り返りたいです。
耳の語彙力としては、連音化する 면회[面会]を訊いています。
いざという時は聞き取りがやや難しいですが、女性の発話中にある 병실[病室]が、それの聴解を助けてくれています。
そして2)は、各選択肢が長いです。
こういう場合、読解の内容一致問題にも共通することで、内容一致とは結局、選択肢文中のどこで正誤を出すかを知っておくと、選択肢がこのように長くても、うろたえたり焦ったりせずに済みます。
④が合うということですが、この 보증인[保証人]がその、選択肢文で正誤を出す、典型的部分に相当します。
問題文(会話文)では、慣用句 보증을 서다 が訊かれています。
語彙問題編ですが、的中しました。
最後の4)が、①②③に 두 사람 とあるので、両者の発話を合わせて検討する必要がありそうです。
それは、
〔女性と男性両者が同じ意見の下に発音する(語句・表現は当然変わります)〕
ことに注意して聞き取ろうということです。
実際にそうですね。
그렇지? で同意を示し、後続で文脈を変える語句は聞こえてきません。
ところで、選択肢をよく見ると、①と③は単に真逆のことをいっているので、これらについては、両者が 종업원[従業員] に対してプラス的かマイナス的か、だけで取捨できそうです。
このようなことにもし気付けたら、ご自身が試験対策を適切におこなってこれたと、自画自賛できます。
それでは、第3問の応答問題です。
会話における<同じ言葉/表現のやり取り>の原則、言い換えれば‘会話の文脈’を使います。
それに則って問題音声を捉えることで、例えば各選択肢を聞く前に、応答文を予想できます。
これは普段の会話でもやっていることです。母語であれ他言語であれ、ですね。
応答文は問題文の何に対して答える‘義務’があるかを意識して聞き取りましょう。
そのように確認して、1)の発話が自己完結しています。
なので、聞く側からすると、それに対してどう言ってあげればいいか、なんて、試験問題のように、会話の相手や会話の状況などが無い中では、どうも思い描きようがありません。
ということは、発話中で語られていることに関連することを述べた応答文を選ぶという、これまた‘耳の語彙力’を問う問題です。
ここでは、공사 기간[工事 期間]に関連すること、というより、関連し得ることを選ぶものです。
とにかく、この手の問題が出てきたら、応答文を想像しにくいので注意したいです。
次の2)でも同様に、耳の語彙力を訊いています。
살을 빼다/살이 찌다 そして正答① 죽기살기로 がそうで、あと② 딱이다 もそれに当たります。
続く3)で戸惑われた方がおられるかもしれません。
섭섭하다{発音は 섭써파다} に合う返答が選びにくいです。
ここでは③が正答である理由と、②が不正答である理由を説明できるようにしましょう。
②は確かに、問題文中の 저한테 によって不正答といえなくも無いですが。
一度考えてみて、当校にお寄せください。
ちなみに、4)での②③は、ひっかけとまではいかないものの、解答をミスリードするために用意された選択肢といえます。
나도 さえ無かったら、全て同じような応答文です。
それが聞こえてくるばかりに、もし後続部が分からないと、これっぽいなぁと選んでしまいそうです。
これも1)と同じく、発話が自己完結しているので、
発話中で語られていることに関連することを選べばいいわけです。
これは、ここで後出しジャンケン的に言い換えれば、
〔問題文の発話に[共感してあげる]ような応答文を正答としたがる〕
という、出題傾向がうかがえるのも見逃せません。
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