ハングル能力検定協会より、問題文を載せるなとクレームがきたので、
その部分を削除しました。
では第4問の、短めの対話文と文章を聞き取る問題です。
読解問題でいうリードが問いに書いてあるので、
この問題まで進むまでに、合間合間できちんとチェックしておきましょう。
ただ、今回は4問中3問が内容一致で、ハードルがやや上がります。
事前の選択肢チェックをバッチリやっておきましょう。
それをしておき、選択肢を見ながら聞けば、1回目の朗読で解答できます。
ここでは耳の語彙力として、교통이 정체[停滞]되다 を訊いています。
次の2)は文の主題を選ぶ問題なので、理想は選択肢を見ずに、自分で特定しましょう。
TOPIKで、(중심) 생각/내용 や (말하는) 의도 に答える問題も同様です。
これを聞いた後、文脈そして文構造を思い出します。
この話自体は有名で、スタバのことですね。確かに当時世間を騒がしていました。
この第2文で②をマークしてしまっても構いません。
余裕があったら次の文も聞いて、より確実な解答をしましょう。
講師の記憶が正しければ、当初はスタバ側が結構抵抗したとニュースで報道されていました。
聞いて分かる語句は大丈夫ですか。漢字語が多いところを活用しましょう。
次の3)は第2問と同じように聴解し、4)でもそれでいけそうですが、
어르신 と 젊은이 それぞれがどちらか分からず、
問題文を聞いて決める必要がまずありますね。
そう言えば今回、筆記問題で 윤호[允浩]と 창민[昌珉]が登場し、
この聞き取り問題では 희철[希澈]が出て来たと、ちょっとした話題になっていますね。
今回はリード文が事実上ほとんど無い分、前回より難化しました。
最後の第5問です。
毎回確認していることで、文章でも会話文でも、まずテーマを掲げる冒頭文が大切です。
会話文ならはじめの発話で、この部分(一文)を2度の聞き取りで100%理解しておくよう、
耳を傾ける必要があります。
基本的に、問題文の内容がどういうものなのかを、聞く前に推測できないからです。
先の第4問と同じように、リード文を‘必ず’参考にします。
今回なら、
2)「文のテーマ」
3)「会話がおこなわれている場所」
4)「男性の入社志望理由」
と、聞き取るべきポイントを教えてくれています。
冒頭文の聞き取りに全力を傾けましょう。
そしてここからは、ある程度メモを取る必要があります。
メモの取り方を研究しておきましょう。
ある程度の長さがあるので、一にも二にもメモの取り方が勝負を左右します。
もちろん、1回目の朗読でのメモり方と、2回目でのメモり方は、ガラリと変えなければなりません。
ちなみに、選択肢のメモまでは不要です。
メモを見ながら、あるいは頭に残った短期記憶と、聞こえてくる選択肢を直接対照させましょう。
まず2)を検討します。
文のテーマを選ぶということで、先の第4問2)と同じです。
聞こえてきた音をキャッチするのに精いっぱいという方もおられるとは思いますが、
その場合は、さらにシャドーイングとディクテに努められるとして、
後続する内容が分かりますから、すぐそれを思い浮かべましょう。
で、それは実際に思い浮かべたように聞こえてきますが、
後続の2文が結ばれている文脈を確認しておきましょう。
解答自体は、ふたを開ければ何のこと無く、結局冒頭文が正答根拠箇所で、
確かに文のテーマを選ぶというなら、この冒頭文に合わせて④が正答です。
一方で、講師はこの問題を通じ、ハン検という試験の性質が最終的に決定づけられました。
個人的には、その性質が嫌いです。
でもそれはあくまで講師個人の考えなので、これをご覧くださった皆さまは、
ハン検と‘いいお付き合い’をして、韓国語ぺラぺ~ラを進めていきましょう!
続いて3)の会話場所を選ぶ問題で、毎回出される問題なので、
皆さんもされたであろう通り、それを分かりやすく表す語句を聴解しましょう。
語句単位でよく、そのポイントは3つあります。
会話を聞きながら、それができる場所がどんどん特定されて行くのが理想です。
今回は、会話場所を直接表す語句が聞こえてこないので、
解答に戸惑われた方がおられるかもしれませんね。
そして、各選択肢語は全て漢字語なので、
私達日本語ネイティブにとっては分かりやすいですが、
想像を膨らませるとこれもあれも正解っぽいと思えそうです。
もちろん想像するのは、先のコメントのように禁物ですが、
結果はさておき、たとえ誤答されたとしても、
②と③の2択にできたらよしとしておきましょう。
そして最後の4)です。
聞き取るべき内容が明確です。聞こえてくる語句が分かれば正解必須です。
分からない語句が多くても粘り強く耳を傾けましょう。
その一つとして、あることに対する理由をいうということは、
話者の言葉に理由そのものが表れるものです。
あるいは、話者の言葉に表れなくても、話者の相手から、
例えば、
“なぜ~~ですか?”
と直接理由を尋ねたり、あるいは話者が相手のこと触れたりしても表れます。
例)「服部さん、顔色がよくないですね」
→ 服部さんはなぜ顔色がよくないかで答えるはず
(言わなかったら相手の話を無視したことになる)
これもつまりは文脈ですが、そういうのにも立ち返って聴解しましょう。
本当の勝負は、聞き取れない語句がいくつかある場合です。
こういう時、
1> 文法の観点からどの部分さえ聞き取れればいいか
2> 聞き取れなかった語句を文法からどれだけ類推できるか
講師的には、全て聞き取れるようになるより、こっちができるようになりたいものです。
월급도 받(다) なんて、こんなのは当たり前で、
それを会社志望理由であえて挙げたということは、
それについて好条件なんでしょうね。
このように解いてはみたものの、先に挙げた、
【ハン検という試験の性質】
からすれば、ここまで力まなくてもいいです。
このような解法が本領を発揮するのはTOPIKです。
ハングル検定対策各通信添削講座(3級,準2級,2級,1級)
(郵送版/データ版)
3級 全7回:24,000円(税込)
準2級,2級 全8回:32,000円(税込)
1級: 全8回:40,000円(税込)
ハングル検定2級語彙力強化講座
(郵送版/データ版)
全5回:20,000円(税込)
受講スタートはいつからでもOKです
資料をご請求ください
お問い合わせ
お電話 : 090-2613-1961
Eメール:nwoma0603@gmail.com
どうぞよろしくお願い申し上げます
ブロクランキングに参加中です
‘ぽちっと’押して応援くださればと思います
↓
コメント