ハングル能力検定協会より、
問題文を載せないようにとクレームが入ったので、
その部分を削除しました。
続く第8問で、今回は助詞が1問と接続表現、あとは慣用表現が2問出題されました。
3)の 이/가 되다 について、
日訳が「~‘に’なる」なのに、なぜ助詞が 이/가 なのかと思われたことがありますか。
これは、되다(なる)のコアイメージが[完成][成立]で、
直訳すると(~‘が’[完成][成立]する)だからです。
例)저는 간호사가 되고 싶어요.
でも、主語 저 が 간호사[看護師] になるための、
看護系の勉強,国家資格取得,医療機関への就職などを経て、
저 の中で 간호사 が[完成][成立]するから、이/가 を使うんです。
第9問の挨拶表現問題を経て(不明な点があったらご質問ください)、
第10問の会話文問題では、1)が分かりやすいですね。
어디까지 に答えられる語句を含んだ発話を選びます。
2)が試着での定番会話場面で(何か物を指定した後に試着する)、
3)は後続の発話(제 방에서)に合わせて選びます。
そして4)で、일 を(仕事)とだけ覚えている方が結構おられるように見受けられます。
(事[その場でやって見せれる事])という意味もあるのを覚えましょう。
それでは、第11問・第12問の文章問題で、問いは穴埋めと内容一致です。
ここでは【問1】を見ます。文脈を問う問題です。
韓国の食べ物が口に合うようになった‘から’韓国の美味しい料理を食べるのが趣味になり、
友人がたくさん出来た‘から’一緒に韓国料理店に行けるわけなので、
因果関係が見えて、그래서 が入りますね。
他の接続語は、全て反対関係を結びます。
そして内容一致は、聞き取り問題の解説で確認した通り、
正誤を出す箇所は決まっているので、各選択肢でその部分‘だけ’見て解答しましょう。
続いて第12問です。
【問1】の文脈を問う問題は、結局反対関係で結べばOKで、
①の助詞 보다 だけが反対関係を結べます。
余談で、전혀 が(全然)であっても、
日本語でも本来持つ文法の通り、否定表現を修飾することを確認しましょう。
‘全然大丈夫です’ ‘全然美味しい’
のような例には使えません。
そして、【問2】の内容一致は、選択肢が全て 준수 씨 ではじまっているので、
준수[俊秀]の発話だけを読んで選びましょう。
すると、
준수 の発話1つめ → ①×
준수 の発話2つめ → ②× ③○
というように、은희[恩煕] の発話を見なくても解けます。
【問1】の穴埋めも、준수[俊秀]の発話中にありますしね。
ということで、4級試験が終了しました。
次の3級は、現実的に5級→4級のステップアップより厳しく、
かつての講師をはじめ、多くの方が「4級と3級ってすごく差がある」とおっしゃっています。
でもそれは、韓国語でできる幅がそれだけ広がることも意味します。
そこに一つの‘やり甲斐’を感じながら、次回3級もぜひ挑戦しましょう!
合わせて、TOPIKⅠ(初級)も利用すると素晴らしいですね。
とにかく、学習方法としては、
「手(書く)と口(音読)を動かして勉強する」
なんだかんだと、これに尽きますね。
いくら学習環境が整ってきても、例えば、きらびやかな教材が次々と売り出され、
便利なアプリもたくさん出てきても、結局ここに辿り着いてしまいます。
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