ハングル能力検定協会より、問題文を載せるなとクレームがきたので、
その部分を削除しました。
では第4問の、短めの対話文と文章を聞き取る問題です。
読解問題でいうリードが問いに書いてあるので、
この問題まで進むまでに、合間合間できちんとチェックしておきましょう。
1)将来の市場動向
2)親がすべき行為
4)女性の心境を聞き取る
各選択肢のチェックも、怠ることなくやっておきます。
合格点を出すためには、基本的な韓国語リスニング力同様に、場合によってはそれ以上に重要です。
問題解答においては、全て聞き取れなくても、
解答のためのリスニングができていればいいです。
では振り返りましょう。
1)は、選択肢からすると、ワインの市場を中心に語られるようです。
「‘これからの’市場の動向」なので、
ワインを中心とした内容はともかく、注意して聞き取るべきことが、リードから分かります。
問題文は、確かにワインを主語に述べられ、
その‘注意して聞き取るべきこと’を含んだ正答根拠箇所が、
聞き取りはそんなに難しくない中で、
맥주로 이동하다 はどこからといえば、主語のワインですね。
ということは、ワインにとって不利な状況なので、①が正解です。
続く2)も、リードの「親がす‘べき’行為」から分かる、
‘注意して聞き取るべきこと’を探します。
詳しい文内容ではありませんよ。
それらは、事前の選択肢チェックで想像しておきます。
そしてここでは文章構成上、筆記問題の解説で詳しく語られる、
〔読む時/聞く時/書く時(TOPIK作文をはじめ)の頭の動かし方〕
に焦点を当てます。冒頭文を聞いた時、
ご自身の頭はどうなっていたかを問い質したいです。
先の、リード文から分かる、‘注意して聞き取るべきこと’は、以下の通りです。
(子供の前でスマホを使わないようにすべきだ)
(子供のスマホ使用時間を、1日に30分未満としてあげるのがいい)
(身体を動かす遊びを設けてあげるのも必要だ)
一つの基準に合わせて、自分で「親がす‘べき’行為」を自分で聞き取りました。
②がいやらしいですね。「30分」は言っていても「(一日)2回」ではありません。
そして4)の会話文問題では、女性の心境を選ぶということで、
韓国語では、心境をどのように表現するでしょうか。
準2級ではこの、[韓国語で心境を的確に表現する力]が要求されます。
これって、自分達日本語ネイティブには想像以上に難しいです。
それはよくよく考えると、日本語は心境の類いを言葉でいちいち表さないからです。
この問題を正解するとともに、
[韓国語で心境を的確に表現する力]
を付けていきましょう。
[心境]といっても、聞こえてきたのは単なる依頼表現です。
でも、これが選択肢で直接言い換えられているわけじゃないんですね。
さらなる正答根拠は、後に続く、男性(タクシー運転手)の発話です。
前回より難化しました。正答に辿り着くプロセスが増えています。
筆記問題の解説で確認している通り、
会話文はリスニングで理解できる方を目指しましょう!
最後の第5問です。
毎回確認していることで、文章でも会話文でも、まずテーマを掲げる冒頭文が大切です。
会話文ならはじめの発話で、この部分(一文)を2度の聞き取りで100%理解しておくよう、
耳を傾ける必要があります。
基本的に、問題文の内容がどういうものなのかを、聞く前に推測できないからです。
先の第4問と同じように、リード文を‘必ず’参考にします。
今回なら、
2)「文の説明内容」
3)「対話がおこなわれている場所」
4)「二人が執る行動」
と、聞き取るべきポイントを教えてくれています。
冒頭文の聞き取りに全力を傾けましょう。
そしてここからは、ある程度メモを取る必要があります。
メモの取り方を研究しておきましょう。
ある程度の長さがあるので、一にも二にもメモの取り方が勝負を左右します。
もちろん、1回目の朗読でのメモり方と、2回目でのメモり方は、
ガラリと変えなければなりません。
ちなみに、選択肢のメモまでは不要です。
メモを見ながら、あるいは頭に残った短期記憶と、聞こえてくる選択肢を直接対照させましょう。
まず2)を検討します。
何かを説明しているということなので(つまり第1問の文章版です)、
音声を聞きながら、日本語ででも何かと思い描けると最高です。
音でキャッチするのは、語句単位でいいですからね(特に1回目の朗読)。
そして、ここでも、
〔読む時/聞く時/書く時(TOPIK作文をはじめ)の頭の動かし方〕
に焦点を当てます。
講師的には、冒頭文を聞いた時、皆さんの頭の中がどうだったかが気になります。
解答で、③④が引っかけです。
特に④がそうで、성격 が聞こえてきたからと飛び付かないことですね。
3)は平易で(解答としてはそうで、耳の語彙力はそれなりに求められています)、
最後の4)をチェックします。
この問題は最後なので、2回の朗読をじっくり聞いて、
メモではディクテに近いことをする余裕もあります。
2人がいる場所と状況が分かる女性男発話を聞いた後、
その提案に対して男性は反対しています。
この後、会話がもう1往復続いても、
このやり取りで、問いでいう2人がこれからすることはある程度分かりそうなんですが、
男性が最後に、그럼 で受け入れています。
後に続く文句がやや難しく、
ここで正答①と不正答②のどちらを選ぶかの分かれ目になっていますが、
그럼 を聞いて、
“あ、男性は原則重視と思ったけど、女性の提案を受け入れたな”
と反応できるのがポイントです。
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