ハングル能力検定協会より、問題文を載せるなとクレームがきたので、その部分を削除しました。
そして、第9問の会話文問題です。
【問1】の穴埋め問題を見ます。
( 31 )に入る文句にBが同意し、Aの文句から見える正答理由は以下の2点です。
<1> 처리하다(処理する)の目的語
<2> やりもらい表現 아/어 드리다 → 처리하다 の目的語の所有者はB
これらに該当する語が④사고[事故]ですね。
처리하다と 아/어 드리다 を知ってさえいれば、사고 1語だけで解答できます。
他の部分は見ていません。日本語でも「事故処理」というからです。
解答に自信が無かったら、他の部分も一応見て検討しましょう。
② 고장[故障]も考えられなくはないですが、日本語でも「故障を処理する」とはいわないですよね。
そして【問2】の内容一致(一致しないものを選ぶ)は、全てBの発話についての正誤なので、問題文を読む前に、各選択肢をチェックしておいてから問題文を読み、各選択肢に該当する部分が出てきたら、その正誤を確認していくと、1回の読みで解答できます。
ここでの解答で怖いのは、例えば正答④を見て、
“普通は、事故ったら警察に連絡しなければって当たり前じゃない!?”
と思い、これを選んでしまうことです。
これを見てお笑いになった方がほとんどかと思いますが、以前準2級試験で、問題文の内容は無視し、自分の考えだけで解答されている方を、ネットで見たことがあるんです。
一応確認ということで、警察に電話すること云々は語られていないので×です。
それでは第10問で、先にチェックした【問2】について、この施設を利用できない人に関する記述を探しながら読んでいきます。
選択肢の作り方が面白いです。
各選択肢を単純に言い換えたものではなく、上の2文は、例えば具体的にどんな人だったりするかという内容です。
それにしても、ここでは正答以外の選択肢が「ナシ」なので、③しか考えられないものの、翌日の出張が急に決まったとしても、電話でもネットでも、部屋の予約はできますよね。
내일 ではなく 오늘 にすればいいのにと、講師は思います。
指示される側としてはキツいとしても、あらゆる理由で、当日の出張決定もあり得ますしね。
「すぐに家に帰って、その支度をして来てください」とか十分あり得ます。
もしかすると問題作成者は、ご自身の事情の中で作ってしまったのかもしれません。
では、最後の翻訳問題です。
韓日訳の第11問 では、1)の慣用句を直訳からイメージできるようにもしておきましょう。
“「前後が合わない」つまりは?”
ということですね。
ただ、正答の日本語慣用句「つじつまが合わない」自体を知らない方が、特に学生を中心とした若い方におられるかもしれませんね。
2)は、3級での超超常連さん、[未然]の副詞 덜 です。
④ではありません。아프다 を本来の状態と比較しているからです。
そして第12問・日韓訳で、1)はドラマでよく聞きませんか。
続く2)も決まり文句ではありますが、前回3)でも出た「言われる」です。
[韓国語は日本語ほど受身表現を使わない]
(日本語は自分{話者}中心にいう言語だから)
に基づく文法で、準2級でも出題されるので覚えておきましょう。
講師が大昔に受けた準2級でも出されていました。
3)はおなじみの ㄹ지도 모르다 です。
この慣用句が採用されている教材は多いので、バッチリ正解されたと思います。
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