ハングル能力検定協会より、問題文を載せるなクレームが入ったので、その部分を削除しました。
続く第8問で、今回は助詞が2問と接続表現、あと時制を選ぶ問題が出ました。
出題は別段問題ありませんが、1)のような文で注意したいことがあります。
問題文のように、
일요일 = 쉬는 날(同じ「日」なのでOK)
これは成立しますが、例えば「明日は面接なので」と日本語で言えても、
내일은 면접이라서
は不自然です。
というのも、내일[時間]と 면접[動作] は全くの別物だからです。
いわゆる‘日本語的韓国語(名詞好きの日本語に合わせた韓国語)’ですね。
4級を目指していらっしゃる現時点では、まだそれほど神経質になる必要はありませんが、いずれ‘韓国語らしい韓国語’を駆使できるように、ここではきちんと用言を入れましょう。
내일은 면접이 있어서
내일은 면접 날이라서
です。
例えば、TOPIK作文で大量生産されてしまう‘日本語的韓国語’です。
あくまで、‘韓国語らしい韓国語’を目指しましょう!
第9問の挨拶表現問題を経て、第10問の会話文問題では、全4問の中で、3)は即答です。
( 35 )を含んだAの発話をさっといえるようにしておきましょう。
ここでは2)を確認します。ポイントはA2つめの発話にある 거든요 です。
この語尾が結ぶ文脈を知ってさえいれば、文中に知らない語句があっても、
A:왜 ~~~? → B:………거든요.
という文脈(「論理」ともいえます)で解けます。
それこそ、これら以外の語句全てを知らなくても正解できますよ
実際の韓国語会話で、こんなことをいちいち意識する必要はありません。
言葉以外の要素でもやり取りするからです。
一方で、ここは試験問題解答です。
試験問題解答では、解釈が正答という1つしか認められておらず、なおかつ、誰がどう見ても/どう聞いても正答はこれだという客観的根拠が必要です。
その事情を大いに活用すれば、こんな解答もできるんですね。
それでは、第11問・第12問の文章問題です。
問いは単純な穴埋めと内容一致です。
内容一致問題がよく扱われるのは、問題文内容が理解できているかを問うのに便利だからですね。
まず第11問で、はじめに【問2】内容一致問題の選択肢を読んでおきます。
これは、近年毎回同じようにする作業で、それら短文を見ただけでも、これから読む文章の内容がある程度分かりますよね。
その時にチェックすべき各箇所で、一番際立っているのは‘飾り付け部分(修飾部)’ですね。
ハン検あるいはTOPIKに限らず、それこそ国語(例えば現代文)なんかもそうで、結局、正誤の違いを一番出しやすいのがそれらだからです。
選択肢のどこで正誤を設定するかはほぼ決まっています。
続いて第12問です。
ここでは【問1】を見ます。文脈を問う問題です。
ハングル検定協会からクレームが入り、上げていた問題文を削除したので、お手元の過去問を過去問されるとして、そんな文脈が出来上がっていると読み取れます。
つまり、( 39 )の前後文内容が反対で、より具体的には、( 39 )の後文を否定する必要があります。
それができる表現を選んでくださいということですね。
よろしかったですか。
ということで、4級試験が終了しました。
次の3級は、現実的に5級→4級のステップアップより厳しく、かつての講師をはじめ、多くの方が「4級と3級ってすごく差がある」とおっしゃっています。
でもそれは、韓国語でできる幅がそれだけ広がることも意味します。
そこに一つの‘やり甲斐’を感じながら、次回3級もぜひ挑戦しましょう!
合わせて、TOPIKⅠ(初級)も利用すると素晴らしいですね。
とにかく、学習方法としては、
「手(書く)と口(音読)を動かして勉強する」
なんだかんだと、これに尽きますね。
さらに、
「『勉強』という言葉にネガティブイメージを感じない」
と、より理想的です!
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