各位好

最近引っ張り出してきたこの教材について、
Amazonのレビューにはかなり厳しい意見が上がっています
それについて、講師も‘確かに’と思う個所を日中訳問題で見つけました
○彼は食事をしながら新聞を読んでいる。
1.他正一边吃饭,一边看报纸。
2.他边吃饭边看报。
この誤用例で紹介されていたのがこれで、
他一边吃饭,一边正看报纸。
要は、正[zhèng]の位置ですが、この解説として
、
この訳はどうも違和感がある。
正[zhèng]を文の前半に持っていけば、自然な中国語になる。
この解説では、確かにレビューの通りです
解説が完全に、
(その言語を無意識中に身に付けてきた)ネイティブの感覚
です
「違和感がある」「自然な中国語」といわれても、イメージだけで主観的なので、次に正しい訳をするにおいて何の役にも立ちません
この誤用理由は、中国語のみならず、他言語にも通じる‘文法’で見れば明らかで
正[zhèng]は[動作・状態の最中]で修飾する副詞(韓国語 고 있다 に相当)で、吃饭,看报纸 という2つの動詞句が共に[最中]であることを表すために、正[zhèng]を前に持っていけば、それらを一度に修飾できるからですよね
単に「自然な中国語になる」だけじゃなくです
こうやって客観的に捉えておくことで
類似事項にも柔軟に対応できます
ネイティブが母語を他言語ネイティブに教えること
の一端を見ましたが、この本の再利用法は
、
●ネイティブ的解釈を、自分の中国語文法力で客観化させる
これです
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Amazonのレビューにはかなり厳しい意見が上がっています

それについて、講師も‘確かに’と思う個所を日中訳問題で見つけました

○彼は食事をしながら新聞を読んでいる。
1.他正一边吃饭,一边看报纸。
2.他边吃饭边看报。
この誤用例で紹介されていたのがこれで、
他一边吃饭,一边正看报纸。
要は、正[zhèng]の位置ですが、この解説として

この訳はどうも違和感がある。
正[zhèng]を文の前半に持っていけば、自然な中国語になる。
この解説では、確かにレビューの通りです

解説が完全に、
(その言語を無意識中に身に付けてきた)ネイティブの感覚
です

「違和感がある」「自然な中国語」といわれても、イメージだけで主観的なので、次に正しい訳をするにおいて何の役にも立ちません

この誤用理由は、中国語のみならず、他言語にも通じる‘文法’で見れば明らかで


単に「自然な中国語になる」だけじゃなくです

こうやって客観的に捉えておくことで


ネイティブが母語を他言語ネイティブに教えること
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●ネイティブ的解釈を、自分の中国語文法力で客観化させる
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