ハングル能力検定協会より、問題文を載せるなとクレームがきたので、
その部分を削除しました。



この後の第5問・多義語問題にも共通することで、この手のことを身に付けるには、

 

抽象化(各々に共通した部分を抜き出す)> 

 

 

やじろべえの精神(中心は押さえたまま、状況に合わせて揺れ動かす)>

 

を心がけて学ぶと便利で楽です。頑張りましょう!



では、第4問の入れ替え問題です。

 

今回は出題パターンがやや変わりました。
恒例の〔漢字語 ⇔ 固有語〕が一つもありません。


まず2)で、

 

든지 = (이)나


であり、[無条件]を表すことを知っていましょう。

前にいろんな語が付いていても、この部分に注目すれば、理解が早まります。

 

そして3)では、言語を問わず王道である、〔肯定 ⇔ 否定〕の言い換えで、

4)は3級の常連さんです。


맞다 = 

 

の出題は的中しました。


難易度は若干易化しました。

ただ、先の든지 (이)나を知っていてこその易化、ともいえます。

 

先の、


抽象化(各々に共通した部分を抜き出す)> 

 

 

やじろべえの精神(中心は押さえたまま、状況に合わせて揺れ動かす)>

は本当に大切です。



続いて第5問の同義語問題で、今回は出題パターンがやや変わりました。

1)は、各漢字語の意味さえ分かれば、日本語でもこういうので平易です。

 

そして、2)の正答 지다 は、全回・第50回でも正答語でした。

自動詞/他動詞両方の意味があり、<沈>というコアイメージがあります。

 

「花」が(地に)지다 <沈>する →「枯れる,散る」


「責任」を(対象の身に)지다<沈>させる →「責任を取る」


「太陽(해)」が(西の空に)지다<沈>する →「日が暮れる」

  

「ウチのチーム(우리 팀)」が(相手に)지다 <沈>する →「負ける」


「荷物(짐)」を(対象の身に)지다<沈>させる →「荷物を背負う」

 

ところで、3)は正解されましたか。

ポイントは、「トウミ」가까이の[関]にある 가까이하다[他動詞]で、

これの知識を訊いています。

 

難易度は前回並みです。


続いて第6問の会話文問題です。

 

1)を読んで、講師はどこかで見覚えあるなと思いました。

そうです。第47回問題とそっくりです。
前回も、第47回問題がほぼそのまま出ていました。

 

TOPIK(一部の回)やTOEICのように、既出が未公開なら、
再度出題しても構わないと思いますが、

過去問を公開しているハン検が、既出をそのまんま出すとなると、

過去問を買って覚えればいいという、これまた丸暗記を煽る、
不健康な学習に繋がることを、講師は正直危惧しています。

 

過去問を買いまくらせようという、協会も商売上手なことをしていますね(笑)

 

近々協会に、これについての見解を質問しようと思いますが、

それはさておき、ここでは慣用句 거 봐요 の知識を訊いています。

トウミにある通り「そら見たことか」で、

後続部と同じ内容の、「何の異常も無い」を選びます。


2)では、Aの発話にある 힘들어 보이다 に合わせる問題です。

すると、②が助詞 는<反対関係> で 힘들다 を否定しているので×で、

③はAの発話に答えていないので×。

 

そして④も主語人称の違いで×ですね。この、


〔発話の主語人称が合っている/ずれている〕
 

という捉え方が普通にできるようになると、

文中に知らない語句が多少あっても、正確に解答できます。


3)は平易で(ご不明な点はご質問ください)、

4)は(  25  )を受けて、Aの発話から(  25  )には、
「勉強している間がとても苦痛だった」と共通した内容が入ると分かります。
 

3級の語彙力を訊かれてはいますが、押さえられた語句がこれらより少なくても大丈夫です。

 

筆記での会話文問題は、実のところもう行き詰っている感があり、

その観点からか、TOPIKではある意味先んじて、
읽기 で会話文問題を止めてずいぶん経ちます。

会話文理解は、リスニングで十分問うているからですね。

 

講師個人は、ひと昔前に比べれば、韓国語会話を手軽にできるようになった今、

会話文は聞き取り問題だけでいいと、随分前から考えていますが、

協会がこうやって出題する以上は、語句と文脈を問い質し、

ここでは、文中の語句,会話内容と共に[主語人称]と[時制]にも注意したいです。


続いて、第7問の漢字音問題です。

最近は日本語と韓国語の漢字音にある対応関係が扱われたりしますね。

例外が多く存在し、まだ完全に体系化されてはいませんが、一応便利なので有効利用しましょう。

それを駆使すれば、最近テキストやラジオ講座でも紹介される例(一部例外あり)の、


日本漢字音「い」「う」= 朝鮮漢字音 ㅇ

日本漢字音「ん」= 朝鮮漢字音 ㄴ,ㅁ


をはじめ、未知の漢字語も読み取れたりするし、

この漢字がなぜ韓国語で(朝鮮漢字音で)こうなるかも分かるので、より実感できて覚えられます。

今回の出題なら、3)をこの法則ですぐ2択にはできますよね。


余談で、ある方が、

「韓国人が漢字をそんなに使わないんだから、いちいち漢字まで見なくていいじゃないか!」


と半ギレ気味におっしゃいました。これをご覧くださった皆さまはどうお考えですか。

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